【テンプレ付】シンポジストへの依頼メールの書き方

学会運営では、シンポジスト(シンポジウム演者)への依頼メールが必須になります。しかし初めて担当すると、
「どこまで書くのが正解?」
「失礼にならない文章は?」
と迷う場面も多いと思います。

この記事では、**誰でもそのまま使える「シンポジスト依頼メールテンプレート」**と、
メール作成時のポイントをまとめて紹介します。


シンポジスト依頼メールの全体構成

基本構成は次の通りです。

  1. 宛名(御侍史)
  2. 冒頭の挨拶・感謝
  3. 開催概要(日時・会場・セッション名・枠)
  4. 演者・役割の案内
  5. 演題名の提出依頼
  6. 抄録入力フォームの案内
  7. 今後の流れ(抄録確定スケジュール)
  8. 問い合わせ先
  9. 学会事務局署名

これらを押さえておけば、どの学会でも問題なく使用できます。


【コピペ可】シンポジスト依頼メールテンプレート

(※名前・大学名・学会名・日時・URL等を差し替えてご利用ください)


◯◯大学 医学部 ◯◯科
教授 ◯◯ ◯◯ 先生 御侍史

平素より大変お世話になっております。
◯◯学会 ◯◯大会 事務局でございます。

このたびは、◯年◯月◯日開催の ◯◯(学会名) において、
シンポジストをお引き受けいただき、誠にありがとうございます。
抄録準備に際し、以下ご連絡とお願い申し上げます。


■ シンポジウム概要(予定)

  • 日時:◯月◯日(◯) ◯:◯◯〜◯:◯◯
  • 会場:◯◯市 ◯◯ホール(最寄:◯◯駅 徒歩◯分)
  • セッション名:「◯◯◯◯」(仮題)
  • 構成:30分枠(講演25分+質疑5分)
     ※一般演題数により変更となる場合がございます。

■ 演者(予定)

  • ◯◯ ◯◯ 先生(◯◯大学)
  • ◯◯ ◯◯ 先生(◯◯大学)
  • ◯◯ ◯◯ 先生(◯◯大学)

■【お願い①】演題名(仮題)のご提出

差し支えなければ、
◯月◯日頃までに、仮題でも構いませんので“演題名”をお知らせいただけますと幸いです。


■【お願い②】抄録のご提出

以下のフォームより、抄録をご入力ください。
◯月◯日を一次締切とさせていただきますが、
期間内は何度でも編集が可能です。

▼シンポジスト用抄録登録フォーム
https://example.com/form12345
(※URLは各学会で差し替えてください)


■【今後の流れ】

◯月◯日以降、ご入力いただいた抄録を演者の先生方と共有し、
発表順・演題名・抄録を◯月末を目処に確定いたします。
揃い次第、あらためてご連絡申し上げます。


ご不明の点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


◯◯学会 ◯◯大会 事務局
(所属)◯◯大学 ◯◯学講座内
〒◯◯◯-◯◯◯◯
Email:xxxx@example.com
TEL:000-000-0000
URL:https://example.com


学会事務が押さえておくべきポイント

✓ 日付・場所は必ず記載

演者がスケジュール調整しやすくなります。

✓ 発表時間は“仮”でも書く

確定でなくても問題ありません。
「未定です」より、仮で書いた方が親切です。

✓ 演題名の締切は短めでOK

演者は仮題を出すので、早めに締め切っても支障ありません。

✓ Googleフォームは“何度でも修正可”が鉄則

多くの学会が使う方式のため、安心して利用してもらえます。

✓ 抄録確定日を最初に示しておく

後から催促する必要が減り、事務作業が圧倒的に楽になります。


まとめ

シンポジストへの依頼メールは、
「情報の整理」+「丁寧な案内」 が最も重要です。

この記事に掲載したテンプレートを使えば、
形式を整えながら、必要事項を漏れなく伝えることができます。

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